その後、サンプラー「POP2001」のために、何か一曲カバーしないかと聞かれた。このサンプラーは、80年代に人々を感動させたドイツ語の曲のカバーをするということだった。もちろん、「Jeanny」は強い候補だった。
Reaはアイルランド人でアクセントなしにドイツ語を話すわけではない、彼のドイツ語はいいけど、アクセントがあるってことで、ドイツ人のヴォーカルを探していた。で、Xavier(ドイツポップ界異色の人気シンガー。)は僕らのいい友達だから彼になった。 ただ、その頃彼は昔のレコード会社ともめていて、そのレコード会社がそのサンプラーの2曲に関わっていた。それで僕たちは全然関わっていないバカげたインダストリー抗争が起こった。 長い話、わずかな意味。「Jeanny」はそのサンプラー用ではなく、僕らのCDのボーナストラック用にと。この曲に関しては、僕たちが全ての責任を負っている。
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